2010 年のカリフォルニア州サプライ チェーン透明法に対応

キャボット コーポレーションは、最高の倫理基準を誠実に遵守して事業を遂行することを社会的に約束しています。

キャボットの「ビジネス上の倫理規範」に規定されているように、キャボットには、ビジネス上、高い倫理基準に基づく行動を示すサプライヤーおよびその他のパートナーたちとビジネスを行うという信条があります。また、人権を支援および尊重し、キャボットが事業を展開しているすべての地域で、労働慣行と人権に関連するあらゆる該当法令および基準に準拠するように取り組んでいます。この取り組みでは、幼年労働と強制労働に関する法令も対象としています。

2010 年に、キャボットは「サプライヤーの行動規範」を導入し、10,000 を超える世界各地のサプライヤーに 14 か国語で配布しました。サプライヤーの行動規範では、キャボットのサプライヤーが強制労働を課すことが明示的に禁止されています。特に労働慣行と差別に関して、サプライヤーの行動規則には次のように定められています。

サプライヤーは、報酬および労働時間に関して地域または国の労働法に準拠する必要がある。キャボットは多様性を評価し、雇用における均等な機会を尊重する。キャボットは違法な雇用差別、児童就労、または強制労働に関わっているいかなるサプライヤーも許容しない。

サプライヤーに関するキャボットの方針が確実に理解され、導入され、施行されるように、キャボットは、地域ごとに主要なサプライヤーとの間で「サプライヤーの行動規範」の対面式トレーニングおよびレビューを実施しています。また、キャボットでは、新しいサプライヤーに対して内部サプライヤー認定プロセスを使用するとともに、現行のサプライヤーを定期的に再認定しています。キャボットの標準発注書の条項および条件では、サプライヤーが「サプライヤーの行動規範」に準拠することを明確に求め、キャボットがサプライヤー コンプライアンスの監査を実施する権利を保有することが明記されています。「サプライヤーの行動規範」に規定されているとおり、キャボットは、違法な人身売買または強制労働に関連する条項を含め、「サプライヤーの行動規範」に明記されている原理に違反しているサプライヤーとの事業関係を終了する権利を保有します。

キャボットの全社員は、キャボットの「ビジネス上の倫理規範」に関するトレーニングを定期的に受講します。キャボットの購買部門では、サプライヤーの管理を担当するメンバーに対してサプライヤー認定プロセスの重要性に関する追加トレーニングを実施して、キャボットの基準を満たしていることが証明されているサプライヤーとのみ協働するよう徹底しています。また、人身売買や奴隷制度についてのトレーニングも行っています。

サプライヤーの行動規範の方針